STEEL PANTHER / Balls Out
Release : 2011
Label : Universal
変態・グラム・メタル・バンド STEEL PANTHER の 2nd アルバム。
タイトル連呼の疾走曲 #2. Supersonic Sex Machine,聴きやすいソフトなバラードの #5. If You Really Really Love Me,Chad Kroeger (Vo,G/NICKELBACK) と共作の #6. It Won’t Suck Itself,前作の Party All Day の続編的な歌詞が面白い #7. Tomorrow Night,どう考えても確信犯な #9. That’s What Girls Are For,明るい曲調がまさに LA METAL でエンディングのやり取りが面白い #11. I Like Drugs,音だけ聴けば感動的だと思えてしまうバラード #14. Weenie Ride 。
前作のような露骨なオマージュは影を潜め、いたって真面目?な LA METAL なサウンドに。ただし、よく聴けば、メロディやら歌詞やら、至る所に細かなネタが仕込んであるのが判る。下品な歌詞は相変わらずで、曲調とのギャップはどうにかならんものか (笑)
やってる事は古臭いのに、それを新鮮に聴かせてくれるところは流石ベテランといったところか。
アートワークの “セクシーなオネーチャンが玉を2つ持ってる” 事よりも、玉持ってる “手がショッカーになってる” 事の方が流石だとしか言いようがない。
評価:83