AMORPHIS / The Beginning of Times
Release : 2011
Label : Nuclear Blast
フィンランド産メランコリック・メタル・バンド、AMORPHIS の 10th アルバム。
前作同様にフィンランドの抒情詩カレワラがコンセプト。順当に “続編” 的な音でアルバム構成も似たような印象。まぁ、マンネリもここまでくれば究極の個性ということで、前作にも匹敵するいいアルバムだ。
女性シンガーを起用したイントロから哀愁と慟哭を振りまく #2. Mermaid と哀愁・疾走がスピード・メタル・ファンの心を掴んで離さない #5. Song of the Sage は本当に素晴らしい出来。勿論他の曲もいいんだけど、この2曲以外は (過去のアルバムと比べると) どうしても曲に小粒感が漂ってるってのも事実。
水準は保ってるし、安定感があるという意味では素晴らしいんだけどね。もう一つ違うスパイスがあればな…。
評価:84