- 2010.09.17 : THE MAN-EATING TREE / Vain
- 2011.11.24 : THE MAN-EATING TREE / Harvest
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THE MAN-EATING TREE / Vain
Release : 2010
Label : Century Media
SENTENCED の血脈を継ぐノーザン・メランコリー・メタル・バンド、THE MAN-EATING TREE の 1st アルバム。
SENTENCED 譲りの慟哭に OPETH / Damnation の “アノ” 雰囲気を足した、と言うのが一番判りやすいだろうか…。特に #3. This Longitude of Sleep は Damnation が好きなら確実にリーダートラックになりうるであろう曲だ。しかし他の曲も淡々としていて強力なキラー・チューンと言えそうな曲はない。その点も含めて OPETH / Damnation 的で良いのかもしれないが…。
#7. Nights in White Satin は THE MOODY BLUES のカバーで、ただでさえ陰鬱な原曲をメランコリック・メタルに進化させてるのが素晴らしいね。
元々は09年に急逝した Miika Tenkula (Gt) が SENTENCED の同僚 Vesa Ranta (Dr) と始める予定だったバンドだ。もしこの音に Miika のソロが乗ったらと思うと…。それと、Vo が Timo Kotipelto を渋くしたような印象なので好みが分かれるかもしれないな。
評価:78
THE MAN-EATING TREE / Harvest
Release : 2011
Label : Century Media
SENTENCED の血脈を継ぐノーザン・メランコリー・メタル・バンド、THE MAN-EATING TREE の 2nd アルバム。
前作で聞けたメランコックさがいくらか減衰してヘヴィな音に。SENTENCED 譲りの哀愁メロディは健在なのだが、どの曲も似たような曲で統一感がある一方、前作の This Longitude of Sleep のようなキラー・チューンがないのが残念でならない。#3. Code of Surrender 辺りはかなりいい線いってるんだけど、ヘヴィさが邪魔をして慟哭を相殺しているような…。
もしかして、2枚目ですでにネタ切れなのか。それとも引き出しが極端に少ないのか…。
評価:51