- 2006.08.02 : STONE SOUR / Come What ( Ever ) May
- 2010.09.07 : STONE SOUR / Audio Secrecy
- 2012.10.23 : STONE SOUR / House of Gold & Bones Part 1
- 2013.04.09 : STONE SOUR / House of Gold & Bones Part 2
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STONE SOUR / Come What ( Ever ) May
Release : 2006
Label : Roadrunner
SlipKnoT の Corey Taylor と James Root によるメタル・バンド、STONR SOUR の 2nd アルバム。
#1、洗礼された NWOAHM だね。キャッチーなサビメロはメロディの弱さを感じることもあるけど。 #2、程よいくらいのドライヴ感と色気全開のメロディが美味しいアメリカン・メタル。 #3、俺の好きなドラムパターンだからこれ好き (笑) 。 #4、哀愁振りまく曲。サビメロなんか堪りません。 #5、中間のアグレッシヴな歌唱が全体を引き締めてていいね。 #6、リフがカッコエエ・・・。Bメロのパーカッションも面白いね。後半のだんだん盛り上がってくとこはヤバイッス。 #7、SlipKnoT の 3rd でも聴けた鬱メロがいいねぇ。ラップ調のBメロが少々肌に合わないけどな。 #8、Corey Taylor の伝家の宝刀 “大人の色気声” が聴けるバラード。こりゃ名曲だわ。悶絶。 #9、いいメロディ書くなぁ。唄は上手いし言うこと無いわ。 #10、サビの “チンチカライド” が美味しすぎ。 #11、この曲は他と比べてメロディが弱いな。 #12、この哀愁はやば過ぎる。ギターソロのメロディで昇天。 #13、ボートラ。上に同じようなタイプ曲があるけど、これはこれで結構いいね。
#8 と #12 、久しぶりにいいバラード聴きました。まさかここまでいい内容だと思ってなかった。ちょうどいい POP さと METAL さが融合したいいアルバムだと思う。こりゃ間違いなく 2006 年 BEST ALBUM の上位にランクインだな。
評価:90
STONE SOUR / Audio Secrecy
Release : 2010
Label : Riot Style
Corey Taylor (Vo/SlipKnoT) 率いる STONE SOUR の 3rd アルバム。
彼らの最大の武器であるメロウさが際立つ曲が前作にも増して強く、それが良い意味で Heavy な曲にも表れているため、アルバム全体に統一されたカラーを感じられる。
ヘヴィな曲からメロウな曲、そして十八番のバラードまで、ぞの全てに一切スキのない極上のメロディが仕込まれている。しかも唄うのは Corey Taylor って…これだけでも贅沢の極みだ。
前作に続いて “捨て曲なしの名盤” 。Corey にはこっちをメイン・バンドにして欲しいくらいだ。
評価:92
STONE SOUR / House of Gold & Bones Part 1
Release : 2012
Label : Roadrunner
STONE SOUR の 4th アルバムにして、2部作からなるコンセプト・アルバムの前編。
幾分ソフトになった前作と 2nd との中間くらいのサウンドで、さらにメロディアスにメタルしている。曲毎には一貫性が感じられ、そこは流石にコンセプト・アルバムだと思える堅実なつくりだ。ただ、普通のアルバムとして聴いても素晴らしい出来。曲配置のバランスも絶妙だし、どの曲を抜き出して聴いても素晴らしさは変わらない。捨て曲はないし、どの曲もそれぞれの色があって素晴らしい。”PINK FLOYD と ALICE IN CHAINS が混ざり合い、そこにヘヴィなブラストまで含まれている” という Cory の言葉には、そこまで言うかと思ったが、全くその通りだ。恐れ入ったよ。
役を演じ、語り手でもある Cory Tayler の歌唱は完ぺきに聴き手の心をつかんでくる。元々かなり上手い人だが。さらにレベル・アップした印象だ。若干まったりとした雰囲気の中でスリリングなギターを聴かせてくれる Jim Root と Josh Rand も言わずもがな素晴らしい。ベースの交代はある意味いい結果をもたらしたかもね。音量は若干抑え目だけど。
間違いなく HR/HM の歴史的コンセプト・アルバムに肩を並べるアルバムだね。当然ながら曲は良いし音質も文句なし。早くも Part 2 が待ち遠しい。
評価:95
STONE SOUR / House of Gold & Bones Part 2
Release : 2013
Label : Roadrunner
STONE SOUR の 5th アルバムにして、前作から続くコンセプトの後編。
Part 1 は 「PINK FLOYD + ALICE IN CHAINS」の後者が強めだったが、この Part 2 は 前者が強い印象。前半の鬱々とした感じは The Wall 以降の PINK FLOYD のイメージそのもの。
ダークかつパワフルに聴かせる哀愁の唄メロが絶妙な #14. Sadist,アレンジが相当ごり押しに感じる #16. Stalemate,#3. A Rumor of Skin の メロディが顔を出す #21. Do Me A Favor,#2. Absolute Zero と対をなす #23. The House of Gold & Bones などは抜き出して聴きいても強力な名曲だし、もちろん他の曲も素晴らしいのは言うまでもない。
Part 1,2 共に素晴らしいアルバムだ。…というか曲のナンバーもつながってるし、本来2枚組としてあるべきアルバムだろう。Part2は1と比べて失速するので、聴く人によっては評価が下がるかもしれないが、個人的にはどっちがいいかは選べないね。
買ったのは輸入盤なので、もしコミック版が翻訳されたら(というか、翻訳してください)購入したい。
評価:95