- 2006.08.23 : PERSEFONE / Core
- 2009.07.22 : PERSEFONE / Shin-Ken
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PERSEFONE / Core
Release : 2006
Label : Soundholic
スペインとフランスに挟まれピレネー山脈に覆われた小国、アンドラ。とかいう国から現れた プログレ・デス・メタルバンド PERSEFONE の 2nd アルバム。
#1、絶妙な Vo の切り替えがいいね。23分という長さを感じさせない緊張感のある展開も素晴らしい。てか、ギターソロがカッコ良過ぎで堪らん。 #2、イントロのクラシカルなフレーズに顔が歪む・・・。#1 同様に、飽きさせない展開がいいね。個人的には女性 Vo が入る最後のアコースティックなパートが好きだ。 #3、流石にちょっと集中力が持たなくなってくる。リズム・チェンジの妙が気になったが、結局最後のオーケストレーションが一番印象に残った。 #4、MEGADETH のカバー。( MEGADETH はやっぱりあの Dave Mustaine 独特の声じゃなきゃぁな。)
3曲で70分という内容にも関わらず、3曲とも緊張感のある展開を聴かせてくれる。もはや見事としか言い様がないレベル。( 粗探ししてみたけど、全然見つからない・・・。 )
評価:84
PERSEFONE / Shin-Ken
Release : 2009
Label : Soundholic
アンドラ公国 (スペインとフランスの間らしい) 産のプログレ・デスメタル・バンド PERSEFONE の “サムライの死生観” をコンセプトにした 3rd アルバム。
#1:「五輪の書」その壱。 #2:時々顔を出す日本的なフレーズが美味しい。爆走するソロパートもいいね。 #3:琴ソロが最高。日本モノのコンセプトなのにギターソロでネオクラになってしまうのは御愛嬌か (笑) #4:「五輪の書」その弐。 #5:劇的な展開は見事。Vo の音域とバッキングの音域が被ってるのが残念。 #6:「五輪の書」その参。ジャズ風。 #7:All クリーン Vo の曲。いいね。OPETH の Damnation を彷彿させる雰囲気がある。 #8:インスト・パートの充実度が半端ないね。 #9:「五輪の書」その四。 #10:初期プログレ風のパートも盛り込まれた印象深い曲。 #11:「真剣」組曲その壱。DREAM THEATER 風味全開。 #12:「真剣」組曲その壱。#7 に同じ。 #13:「五輪の書」その伍。 #14:インスト。和音階が心地よい。 #15:CACOPHONY のカバー。このバンドのカバーをやろうと思うこと自体が素晴らしいね。
海外のバンドが日本の歴史をコンセプトにすると、その結果、非常に陳腐に聴こえてしまいがち ( EUROPE の Ninja とか ) だが彼らはきちんとリサーチしたらしく非常にマトモな出来。特に「五輪の書」のインスト5曲は素晴らしいとしか言いようがない。陰陽座ほど顕著ではないが、いい具合にジャパンチックな雰囲気を味あわせてくれる。
評価:60