- 2011.06.20 : LIONVILLE / Lionville
- 2013.01.15 : LIONVILLE / Lionville II
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LIONVILLE / Lionville
Release : 2011
Label : Avenue Of Allies
イタリア人ギタリスト、Stefano Lionetti を中心とした AOR プロジェクト LIONVILLE の 1st アルバム。シンガーは Lars Säfsund (WORK OF ART etc..) 。
Frontiers Rec 所属のメロハー・バンド直系の #1. Here By My Side,哀愁のヴァースとブリッジから霧が晴れたかのように突き抜けるメロディーに変わるサビメロが素晴らしいキラー・チューン #2. With You,女性シンガーとのデュエットが印象的な #8. The Chosen Ones,哀愁のメロディーが心を打つ #11. Say Goodbye 。
個人的に好きな曲だけ抜粋して書いたが、それ以外の曲も素晴らしく、捨て曲はない。それどころか、ここ数年に入手してきた AOR, Melodic Rock 系の中でも群を抜いて素晴らしく、普段 HardRock/HeavyMetal を聴かない人にも自信を持って勧められるアルバムだ。
Stefano Lionetti 恐るべし。プロジェクトなんて言わず、次のアルバムも是非願いします。
評価:93
LIONVILLE / Lionville II
Release : 2013
Label : Avenue Of Allies
Stefano Lionetti 率いる AOR プロジェクト LIONVILLE の 2nd アルバム。
爽やかなイントロから透明感のあるメロディを聴かせる #1. All We Need,爽快感のある唄メロとソリッドなサウンドが心地よい #2. The Only Way is Up,哀愁のメロディと 80’s 北欧メタルのようなアレンジが秀逸な #3. Another Day,Bill Champlin (Vo/CHICAGO) もゲストで唄う、突き抜ける泣きの唄メロが素晴らしい #4. Higher,見事なコーワスワークの聴ける北欧ハードポップ #6. All This Time,キャッチーな唄メロとバックのシンセバッキングがいい雰囲気を醸し出す #7. Next to Me,BOY MEETS GIRL’S のカバー #8. Waiting for a Star to Fall,軽快にドライブする #10. One in a Million,哀愁のピアノ・ソロと泣きギター・ソロが素晴らしい #11. Shining Over Me 。
前作同様の爽やか哀愁メロハー(AOR)な立ち位置は変わらず、高品質な曲を量産している。ただ、どの曲も同じようなテンポで同じような展開なので、アルバム1枚をそのまま楽しめた前作とは違い、数曲抜き出して聴くアルバムになってしまっている事と、 (#4. Higher はかなりいい線いってるけど) 前作のキラー・チューン、With You に匹敵する名曲がなかったのは残念なところ。サウンド的には、前作がハードポップか AOR かというくらいリズムギターの比重が少なかったが、ソリッド館のあるギターリフが聴け、よりメロディアス・”ハード” なサウンドに変化したと言える。
アルバムを作るだけのプロジェクトかと思ってたら、ちゃんとライブもやってたようで…。( Lars Säfsund (Vo) は大変そうだけど) WORK OF ART,ECLIPSE あたりと一緒に来日しないかな…。
評価:83