- 2004.12.16 : DGM / Misplaced
- 2007.05.23 : DGM / Different Shapes
- 2009.02.23 : DGM / Frame
- 2013.03.26 : DGM / Momentum
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DGM / Misplaced
Release : 2004
Label : Marquee
プログレッシヴ・メタルバンド DGM の 5th アルバム。
#1、”STRATOVARIUS / Eagle Heart” に似てるとも言える馴染みやすいメロのリフが印象的。もともとプログレッシヴな音楽性にあった為かそのインパクトは大きい。 #2、ベースがやけに動き回ってて良し!GOOD!ギター、キーボソロがまたクッサーくて◎ #3、ミドルで聴き込ませてくれる佳曲。ところどころプログレッシヴな面も見せてくれるのもいいね。 #4、ピアノ主体のバラード。フックに富んだ展開美が素晴らしい。 #5、ストレートで聴きやすい典型的スピードメタル。#1と双璧をなす曲ではなかろうか? #6、緊迫感が漂う曲。特にキーボードアレンジからそれは伺える。唄メロも凄くいい。動きに動くベースもよし! #7、Aメロの Vo に Tommy Heart っぽさを感じるなぁ。 #8、聴きやすいサビメロにクサクサキーボソロ、綿密なアレンジが個々に光ってて良い。 #9、ユアッショー!。
ここまでストレートな音楽性で来るとは思っても見なかったので、そのギャップに悶絶。特に #1 のインパクトが大きすぎ。しかもその後ダレないのが素晴らしい。2004年度を代表する名盤。ここまでコンパクトにまとめてきた事に敬意を表したい。しかし、9曲という少なさに加えて、なんで「愛を取り戻せ」なのか・・・。これの代わりにもう一曲欲しかったな。
評価:74
DGM / Different Shapes
Release : 2007
Label : Marquee
メイン・ソングライター (Gt) とキーボードの人が脱退したらしい DGM の 6th アルバム。
#1、前作の “Living on the Edge” と比べると、どうもねぇ。 #2、退屈すぎ。 #3、若干プログレ・メタルな展開は面白いが、メロディが煮え切らないね。 #4、バラードだと思った・・・。 #5、パワーバラード。最後 Vo, Gt が絡むのがいいね。 #6、煮え切らない唄メロがアレ。 #7、飛翔感のあるサビの入りはいいね。 #8、ギターソロは好き。 #9、速けりゃいいってもんでもないな。 #10、こういうシンプルな曲調の方が合ってるんじゃないか?
Gt の人が抜けた穴は想像以上に大きかったということでしょうな。
You Wa Shock! とかやってる場合じゃないと思う。
評価:22
DGM / Frame
Release : 2009
Label : Listenable
バンド名の由来であるメンバーどころか看板シンガーの Titta Tani までもが脱退した DGM の 7th アルバム。
#1:疾走するキャッチーな唄メロに緩急を使い分けた展開…見事だね。 #2:いいリフだ。それ以外は煮え切らないが…。 #3:曲調の割に壮大な唄メロが陳腐に聞こえてしまうのが残念。 #4:デス声パートがアクセントになってはいるものの、退屈だ。 #5:大仰なインスト。 #6:#1 に同じ。唄メロは弱い。 #7:#6 に同じ。曲調は好きなんだけどね。 #8:テクノ風のイントロから超キャッチーなメロディに繋がった瞬間は思わずニヤけてしまった。いい曲だ。 #9:煮え切らない。 #10:疾走曲。バカテクユニゾンから哀愁を爆発させるソロパートが素晴らしい。ダークなアウトロもいいね。 #11:アルバムを締めくくるパワーバラード。終わり方が面白い。
創設メンバーに看板シンガーが抜けた穴をまったく感じさせない良いアルバムだ。方向性がそれほど変化ないのもポイント高し。新任シンガーは野太い Michele Luppi って感じでなかなかいいね。できればバンドに居続けてほしいが、どうなるやら。
アートワークは09年7月現在ダントツで No.1 だな。
評価:56
DGM / Momentum
Release : 2013
Label : Scarlet
DGM の 8th アルバム。
ゲストにで Russell Allen (Vo/SYMPHONY X) が唄う、完全にソレっぽい #1. Reason,リフが ROCK BOTTOM な爽やかプログレ・ハード #2. Trust,パワー・メタリックに攻める #3. Universe,しっとりしたメロディをパワフルに聴かせるバラード #6. Repay,メロディック唄メロとバッキングが印象深い #7. Chaos,雰囲気が初期の SYMPHONY X なパワー・メタル・チューン #9. Overload,シャレたピアノ・ソロからのギターとキーボードのソロ・タイムが鳥肌モノな #10. Void 。
曲のクオリティは前作同様の安定感。サウンドは(極端には変わらないけど)若干失速してプログレ・ハード寄りになった分かなり聴きやすくなった。捨て曲らしい曲もないし、是非この路線のままで次もお願いします。
評価:75