TRIBUZY / Execution
Release : 2005
Label : Marquee
Andre Matos の後任候補にも挙がっていたという Vo、Renato Tribuzy のソロアルバム。ゲスト陣が凄い。
#1、やや正統派な印象。近いものだと BIOMECHANICAL になるか。アグレッシヴな歌唱の裏にハイトーンファルセットを重ねる手法を使っている。 #2、少々ありきたりなイントロ。タイトな感じはするのものの、いまひとつメロディに説得力がない。 #3、#2に同じ。いいと感じるのはサビメロの冒頭だけかな。ゲストの貢献度は無に等しい。 #4、#2に同じ。もう既にマンネリ感を得てしまった。 #5、”伝説の人” の歌声とギターソロを聴く為にある曲。それ以上でもそれ以下でもない。 #6、あぁ、君のハイトーンが凄いのは判ったから。 #7、SINNER のカバー。てか、これじゃセルフカバーじゃないか。 #8、ゲスト陣の貢献が大きい楽曲達のターニングポイントになっちゃってるね。 #9、多くのゲスト陣がいる中で、ギャラが一番高いであろう人が唄ってるだけあって素晴らしい出来になってる。 #10、やりたいことは何となく判るんだけどね。パッとしない曲だ。 #11、ラストに持って来るには少々魅力不足なアコースティック・バラード。
主なゲスト
・ Kiko Loureiro ( All Guitar )
・ Chris Dale ( All Bass )
・ Dennis Ward ( Bass #?? )
・ Mihael Kiske,Roland Grapow ( #5 )
・ Mat Sinner,Ralf Scheepers ( #7 )
・ Bruce Dickinson,Roy Z ( #9 )
ゲスト陣が豪華すぎて、主役である彼の歌う曲は大いに隠れがち。確かに実力はあると思うが、いかんせん曲がつまらない。それにしても、今回Kikoは抑えすぎじゃなかろうか?決して必聴盤とは言えないけど、”Tobias Sammet’s AVANTASIA” に近い楽しみ方は出来るかな。
評価:58