KIMBALL ・ JAMISON / Kimball ・ Jamison

KIMBALL ・ JAMISON / Kimball・Jamison
Release : 2011
Label : Frontiers

Bobby Kimball (Vo/ex-TOTO)Jimi Jamison (Vo/ex-SUVIVOR) にメロハーを歌わせる Frontiers の十八番プロジェクト KIMBALL ・ JAMISON の 1st アルバム。


KISKE・SOMERVILLE と同様、Mat Sinner がプロデュース。曲は Frontiers お抱えソングライター。Fergie Frederiksen のソロ・アルバムと同様に、この布陣で悪い出来になるはずがない…。

でもねぇ、曲は最高に素晴らしいのに、どこかその魅力を出しきれてないような気がするんだよね。どちらも素晴らしいシンガーである事は疑いの余地もないんだけど、この2人の声が重なる事によって得られるハーモニーが果たして個別に聴いた時の印象を超える何かを特別なマジックを得られているかというと、疑問符を投げかけざるを得ない。

特に Jim Peterik の曲 #4. Chasing Euphoria は、Jim & Jimi の完璧なコンビネーションを Bobby の声が邪魔してるようにしか聞こえないし、Robert Sall の曲 (#1,2) は Bobby に軍配が上がる。まぁ、上手い事パートを分け合っている曲もあるけど、この2人ならあえて組ませなくてもいいアルバムが出来たと思うんだけどなぁ…。

評価:64


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