DRAGONLORD / Black Wings of Destiny
Release : 2006
Label : King
TESTAMENT の Eric Peterson (g) 率いる Symphonic Black Metal バンド DRAGONLORD の 2nd アルバム。
#1、SE とストリングスによるダークなインスト。 #2、前作同様、安心して聴ける音像だが、ちょっとネオクラ過ぎなような気もする。 #3、後半のノーマルトーンは程よいアクセンントになってていいかも。 #4、メロトロン系キーボの音がいいねぇ。ヴァースからいきなり繋ぎパートなしで疾走するのが GOOD。 #5、メロデスっぽい。ノーマルトーンも悪くないんだけど、どうしても邪悪さに満ちたのを期待してるから・・・。 #6、ツインリード・ソロに悶絶。Steve Smyth (g/NEVERMORE) GJ ! こりゃいいわ。名演。 #7、イントロでヤラれた。ラストのギターも堪らねぇ。 #8、Eric & Steve のギターコンビいいわ。俺としては Black Metal にギターソロはいらないと思うんだけど、この何とも言えないクラシカルでキャッチーなソロが曲に光沢を与えてる様な。こういうのもアリだな。 #9、MERCYFUL FATE のカバー。 #10、LIZZY のカバー。 #11-12、デモ・バージョン。
前作と同様に、DIMMU BORGIR、EMPEROR に代表されるような シンフォ・ブラックなわけだが、そこに昨今のメロディアス・デスメタルのようなファクターを取り入れる事によって実に聴きやすい Black Metal になってると思う。でも、12曲中、4曲がカバーとデモじゃぁ物足りないのよね~。あと1曲くらい作る余裕があってもいいんじゃない?
評価:60