DIMMU BORGIR / Abrahadabra
Release : 2010
Label : Nuclear Blast
I.C.S. Vortex (Ba, Vo) と Mustis (Key) を解雇し、主要メンバー3人となった DIMMU BORGIR の 8th アルバム。
壮大なオーケストレーションに彩られたインスト #1. Xibur からドラマ性に富んだ #2. Born Treacherous,ゲスト・シンガーを擁し劇的な展開が素晴らしい #3. Gateways,”ディム・ボガー” という表記のせいで “ディム・ボルギル” に違和感を感じてしまう #5. Dimmu Borgir,クリーン・ヴォーカル・パートが効果的な #10. Endings and Continuations 。
オーケストラとバンドとの音のバランスが過去最高の出来。それを証明するかのように楽曲も素晴らしい。しかし「何か足りない」と感じるのは、I.C.S. Vortex の歌唱以外には考えられない。ゲスト・シンガーを入れたところで Vortex 効果には程遠いとしか言いようがないな。
評価:56