BULLET FOR MY VALENTINE / Temper Temper
Release : 2013
Label : Rca
よりポップになった BULLET FOR MY VALENTINE の 4th アルバム。
売れ線に走った前作と事前情報から、大した期待をせずCDを再生すると #1. Breaking Point でいきなりグロウルで始まり、「お、こりゃキタか?」なんて一瞬思ったが、その一瞬以降一気にダレてそのまま終わるという…。アートワークが「なんじゃこりゃー(by ジーパン刑事)」なんで、てっきり前作のキャッチーさは残しつつも、いい感じのモダンヘヴィネスなサウンドかと思った俺が間違いだった。
前作は、唄メロのキャッチーさはソコソコに曲に激しさがあったけど、今作は Mutt Tuck (Vo,Gt) が AXEWOUND でそっちサイドを全部消化してしまったのような腑抜た曲ばかり。#10. Tears Don’t Fall (Part 2) はいくらかマシだけど、何が Part 2 なのか、ただの焼き直し。タイトル・トラックの #3. Temper Temper だけはライブで盛り上がりそうで悪くないかなってくらい。
インタビューとか読んだ感じからすると、次は Don Gilmour はやめたほうがいい気がするね。
評価:45