ZENO / Runway to the Gods

ZENO / Runway to the Gods
Release : 2006
Label : EMI

Uli Jon Roth の実弟、Zeno Roth 率いる ZENO の 3rd アルバム。Vo は Michael Bormann


#1、これぞ、ZENO ! というギターとメロディアスな唄メロが魅力的。イントロのギターからして逝かされましたよ。 #2、この曲は本来 1曲目に来る予定だったらしいが、これはこの曲順で正解だ。落ち着いたミドル・ナンバーで聴き応えがある。 #3、ZENO の十八番の東洋風メロが美味しい、哲学的背景を持った曲。官能的な唄メロもいいが、ギターソロがやば過ぎる。 #4、キャッチーなサビメロがいいね。それにしても、ギターソロが良すぎる。 #5、哀愁のメロディが心を打つ。完璧に練りこまれたバッキングも素晴らしい。 #6、Pietro Mascagni の歌劇 Cavalleria Rusticana からのカバー。 #7、#3 以上にいつもの東洋メロが炸裂してる曲。要所で顔を出すキーボーメロが好き。 #8、”DEEP PURPLE / Burn” です (嘘) 。というか、Burn という原型を ZENO 風に消化したような曲。どう考えても Jon Lord なキーボアレンジが美味しすぎる。 #9、サビ裏のギターメロディが良すぎる。このアレンジ力には脱帽だわ、恐れ入りました。 #10、Zeno Roth 自信が Vo をとる、彼の母に捧げられた曲。( Uli と比較した場合・・・ ) 何気に唄えてるね。メロディもいいし・・・。哀愁のギターメロも素晴らしい。 #11、Zeno の義母への追悼曲。あぁ、そんな感じが出てる・・・。ラストは凄まじ過ぎ。


まず最初に、この話を断った Tommy Heart に・・・ ( 言わずともねぇ ) 。新 Vo、Michael Bormann は前任者ほどクセがないし、特に筆頭する点が見つからない ( 可もなく不可もなくって感じ ) 。でも、それら以上に曲が充実してて、FAIR WARNING が復活作でコケた分を十二分に取り戻してくれた。Ule W.Ritgen の超神々しいカバーアート含め、長ーく付き合っていける芸術作品かと。

評価:91


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