PRIMAL FEAR / Delivering the Black

PRIMAL FEAR / Delivering the Black
Release : 2014
Label : Frontiers

PRIMAL FEAR の 10th アルバム。


切れ味の鋭いリフとライブ受けの良さそうな #1. King for a Day,Ralf のスクリームを活かした ザ・メタル・チューン #2. Rabel Faction,ミッドテンポでヘヴィに攻め、中東洋系メロも美味しい #3. When Death Comes Knocking,シンプルで MANOWAR チックな #4. Alive & On Fire,ドラマチックなアレンジが素晴らしい #7. One Night in December,キャッチーなリードメロが程よいクサさを感じさせる #8. Never Pray for Justice,哀愁メロディの力強いパワー・バラード #9. Born With A Broken HeartNuclear Fire にも通づる、スピード・パワー・メロディの三拍子が揃った王道疾走曲 #10. Inseminoid

エピックなアレンジから抜けだして初期の勢いを取り戻したのが前作のイメージだったが、今作はそこから更にギアを上げてきた印象。持ち前のソリッドなメタルで幕を開け、大仰な曲は9分の #7 に一点集中。ラストに疾走キラー・チューンで締めるというアルバム構成も見事。衰え知らずの Ralf の Vo も素晴らしい。

評価:83


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