PRIMAL FEAR / Seven Seals
Release : 2005
Label : Victor
JUDAS PRIEST の魂を継承し、正統派 HM 街道を凄い勢いで突っ走る PRIMAL FEAR の 6th アルバム。
#1、前作の1曲目、 Metal Is Forever と比べると、随分大人しくなったなぁ、という印象。ジャーマンメタルらしい聴き易いメロディが良い。サビ裏のギターメロもいいね。 #2、いつも通りの JUDAS PRIEST 的なアルバム展開だね。”EDGUY / Down To The Devil” にも激似。 #3、哀愁すら感じられるスローテンポの佳曲。エモーショナルな Ralf の歌唱が堪らん。 #4、バス連打に頼らずに疾走感を生み出している点は高評価に値するわ。ギターソロもカッコイイ。 #5、#1と同様に、正統派HMとジャーマン独特のキャッチーさを兼ね備えた良曲。 #6、これも、モロ JUDAS PRIEST だなぁ。それを上手く PRIMAL FEAR 節で表現しているあたりは、素晴らしいの一言だ。 #7、サビメロが超キャッチー。IRON MAIDEN 風のギターメロが美味し過ぎ。 #8、短くて単調な展開なんだけど、このバンドの良い部分を上手に引き出しているいい曲だね。 #9、イントロのキャッチーなギターメロにガッツポーズ。けど、サビが面白みにかけるかな。 #10、アルバムのラストを締める優しいメロを配した曲。少々終わり方のインパクトに欠けるか・・・。 #11、本編に入っていても全然おかしくない。バッキングが単調すぎるが、まぁボートラだし。
Ralf の低音もだいぶ板についてきた。アルバムを重ねるごとに Rob Halford に近づいているなぁ。曲はいつも通りで、ファンなら安心して聴ける内容だ。ただ、いつまでもルーツ丸出しでいるのはどうかと思う部分もあるけどね。
評価:74