PLACE VENDOME / Streets of Fire

PLACE VENDOME / Streets of Fire
Release : 2009
Label : King

伝説の人 Michael Kiske の為の AOR プロジェクト PLACE VENDOME の 2nd アルバム。


#1:美しいピアノの調べから哀愁のメロディへと流れる。前作の1曲目と同様、ハード・ロックよりな曲。 #2:Frontiers 御用達、Magnus Karlsson 作曲の素晴らしい曲。 #3:まさに AOR な美しい曲。珍しくファルセットを使っている。 #4:前作における “I Will be Waiting” な位置づけかな。 #5CASTING CROWNS というバンドのカバー。原曲のポスト・グランジっぽさを払拭する Kiske とバックの面々は見事だね。 #6:前作の Place Vendome に通ずる明るいアップテンポの曲。 #7:HR/HM 畑のミュージシャンは絶対に書きそうにないソフトなタッチのロック。 #8:北欧ロック風のアレンジが美味しい佳曲。Kiske、ハイトーン余裕じゃないか・・・。 #9:前作の “Right Here” 系の曲。 #10:一般受けの良さそうな明るいロック・ナンバー。こういうポップなセンスは好きだな。 #11:まさに AOR な大人な曲。 #12:あまりに感動的で劇的な悶絶必死バラード。SOLEIL MOON というバンドのカバーだが、軽く原曲を超えている。素晴らしすぎる。 #13:#2 のアコースティック・バージョン。俺はこっちの方が好き。


外部ライターを採用したにも関わらず、前作と変わらないクオリティの曲を聞かせてくれるのは流石。Frontiers 社長の選曲力とバックのアレンジの貢献度は大きい。それでもやはりキモになるのは Kiske の歌唱で、全盛期と変わらない素晴らしさを保っているのは素晴らしいとしか言いようがない。本人はソロでのライブを先にしたいようだが、PLACE VENDOME としての来日を期待せずにはいられない。( もしソロで来日したとしても100%行くけどね。)

評価:94


Links of Uranus
Sort
Bands

979 Reviews in Total
Top