KAMELOT / Epica
Release : 2003
Label : Pony Canyon
フロリダ産メタルバンド、KAMELOT の 6th アルバム。初の全編コンセプト。 Luca Turilli ( RHAPSODY ) がゲスト参加。
#1、焚き火とか時計とかイヌの遠吠えとか、そんなインスト。 #2、右の泣きギターがいいね。サビメロも高揚感があっていい。定番化した単音ピアノも少々飽きてきた。 #3、サビメロは “おっ” と思うものの、まだまだ。 #4、クワイア入りのちょっとしたインスト。 #5、得意の怪しメロだけど。パッとしない。 #6、予想通りの濡れ濡れの唄を聴かせてくれる Khan。名演。 #7、#6のアウトロ。#8 へのインスト。 #8、ギターソロの前半は Luca が弾いてます。 #9、飲み屋で歌ってます。インスト。 #10、駆け上がるストリングスが、非常に単調だけど、それがよかったり。 #11、パーカッションが生きてないよね。浮いてる感じがする。微妙な印象のバラード。 #12、アコーディオンを使ったちょっと彼らにしては斬新な感じの曲。 #13、ソプラノ Vo を起用した、コンセプト的には重要な位置にある曲。オーケストレーションがいい感じです。 #14、Ian Parry ( ELEGY ) の語り。上手い人なのにチョイ役か・・・。 #15、”DRAGONLAND / Ride For Glory” を遅くした感じ曲。 #16、ソプラノ歌手をのデュエットが別に面白くも何ともない。 #17、日本版ボーナストラック。このあってもなくてもいい曲のせいでアルバムが無駄に長くなっている。
コンセプトアルバムと言う事を念願に置いた上で聴かなければならない。コンセプトを理解しないと、恐らくインスト群や曲構成を理解するのは不可能だろう。曲単体として即効性のあるのは#2、3、6、くらいか。コンセプトを意識しすぎているのか、少々敷居の高いアルバムになってしまったようにも思える。
評価:63